2015/02/18
教育の仕事はでこぼこ道
教育の仕事はでこぼこ道です。スイスイと乗り切れる仕事ではないし、そうしようとすると成り立ちません。ところが「上」は、私たちがどれだけスイスイと仕事ができているかを評価しようとします。私だけかもしれませんが、自分の教師としての仕事を振り返ると、つらかったこと、嫌だったことばかりが思い出されます。楽しかったこと、やりがいを感じたことの方が断然多いはずなのに。なぜかそれは思い出せない……。
一方で、今この瞬間の充実感と、この先にきっと楽しいことしかないというイメージを持てることで、かろうじてバランスがとれている。そういった意味では、ある意味、私は厭世家であり楽天家でもあります。
でこぼこ道…、教師の仕事は味わい深いものです。そしてその評価は、子ども個々にしか許されるものではないし、外部から見えたり、評価できたりするものではありません。まわりの目など気にせず、目の前にいる子どもの目だけを見て、仕事をしていきたいものです。