教員免許更新制度は、教員の質の維持・向上を目的として、安倍内閣の時に強引に導入された制度です。今年の4月から正式に導入されています。
「強引に」と、あえて表現したのは、夏休みに何十時間も拘束して試験を受けることが、本当に教師の質の向上につながるのかの論議がまったくなされなかったからです。
ただし、この制度に対する世論の後押しはあったわけです。
つまり今の教育に満足できないという声が、教師の質の問題にも広がり、免許を更新する制度がその教師の質を上げるのではないか、不適格教師と言われている職員が減るのではないかという、「なんとなくのムード」に流されてしまったわけです。
しかしよくよく考えてみると、現場でギュウギュウに苦しんでいる教師にさらに研修・試験をすることを要求するわけですから、うまくいくはずがありません。
試行的に取り組んだ去年の声を聞いてみても、まったく教師の力量向上につながらないばかりか、実施する大学側も大変な負担が強いられることになり、本当に困った制度であることの感想。
さて、このやっかいな「教員免許更新制度」について民主党は抜本的な見直しと廃止をマニュフェストに記しているそうです。またこれは「日教組に配慮」しているからだという報道があります。
私は、教員免許更新制度そのものには問題があると考えています。むしろ廃止に賛成、
しかし「どこどこに配慮して」見直したり廃止したりする…、というのにも疑問です。
もっと根本的な論議が必要ではないかと思うのです。
つまり、
・教員の質とは何か。
・不適格と言われてしまう教員が増えてしまうのはなぜか。
・教員の身体的・精神的な疾患が広がっているのはなぜか。
・教師と子どもたち、教師と保護者の関係が悪くなりがちなのはなぜか。
エトセトラ
こういった論議をしていかないと、根本的な問題にたどりつけないばかりか、学校教育に不信をもっている国民に対して説得力がないのだと思っています。
いつもありがとうございます!m(_ _)m
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